●それが新興国の成長鈍化とか、欧州の銀行がやばいとか、産油国が財政危機だとか云々を背景にして、一斉に世界の空売り専門家が株を売っているとのこと。空売りする目つきの鋭い専門家も好みではありませんが、リフレ政策とか何とか言って、結局為替レートいじりだけに終始してしまった日本もよくありません。金融政策とかいう魔法の杖にまただまされちゃったという、日本中のおじさんたちの憎悪が、いま一杯飲み屋にあふれているのであります。
●悲観的になりすぎるのも阿房の好みではありません。しかし生命保険を株式で運用している哀れな阿房の現状を考えると、簡単にほほ笑むこともできません。数年前に民主党に失望した阿房は、ついに自民党にも深い怒りが芽生えてきてしまいました。こういう局面に、次の選挙でトランプや、ヒトラー、スターリンのような政治家が出てきたら、つい一票入れてしまいそうなのは、阿房一人だけではないでしょう。